MOTHER Braceletの睡眠は、3軸加速度センサーから得られる身体の体勢や動きの情報をもとに計測しております。
【レム睡眠、ノンレム睡眠の計測について】
開発のなかで市場に出ている多くのトラッカーを研究したところ、
市場のトラッカー全般において、レム睡眠の測定精度には未だ課題が残っていることが確認できました。
そこでMOTHERでは睡眠を、覚醒と睡眠状態、さらに睡眠状態をN1〜N3のステージで分けています。
不安定な眠り…眠りに落ちた直後に⾮常に短い時間発⽣します。軽い眠りで、簡単に⽬覚めることができます。N1ステージに該当します。
浅い眠り…このステージでは筋⾁がよりリラックスし、デルタ脳波が出始めることがあります。N2ステージに該当します。
深い眠り…このステージでは、デルタ脳波が活発になり、体が動くこともあります。⽬覚めさせるのは⾮常に難しい眠りです。N3ステージに該当します。
【実際の睡眠時間よりも短く/長く計測されることについて】
主に以下2つの可能性が考えます。
・睡眠中、バンドが腕から少し浮いてしまっている
・睡眠中、何かしらの原因でMOTHER本体の電源が切れてしまっている
そのため、就寝前に以下のことをご確認くださいませ。
・バンドが腕に密着しているか
・MOTHERの電源は入っているか
(電源がONになっている場合、側面のボタンを2回押すとピンクと緑のLEDが点滅します)
このうえで、起床時に同期をお試しいただきたく存じます。
上記をご確認いただいたうえで、実際の睡眠時間とは異なる時間が計測されている場合は、
データが表示されない場合は、覚醒(起床)時と非常に似通った体勢や動きが続いていたのではないかと予測されます。
開発の段階では、一般的な睡眠時においては95%以上の精度で計測ができることを確認しており、
これは市場の多くのデバイスと同等以上の水準であると自負しております。
しかしながら、身体の体勢や動きの情報をもとに計測をしているため、就寝中でも寝返りを繰り返していた場合、また、何らかの理由で起床時と判断されるような振動や動きが確認できた場合などでは、覚醒(起床)として判断される可能性も考えられます。
特に一般的には、睡眠が一定時間経過した以降は、徐々に睡眠が浅くなり覚醒(起床している/または概ね起床時と同じ状態)に近づくことがわかっています。
ただし、この点については、弊社でも一層の改善が可能な事項として認識しており、今後とも測定項目の精度を上げるため、改善に努めてまいりますので、
今後のファームウェアのアップデートでの改善を楽しみにお待ちいただきますようお願い申し上げます。