体表温は、体の状態を示す重要な指標であり、バイタルサインの1つです。
ここでは体表温と体温の違いと、活用方法をお伝えします。
一般的な体温計で測る「体温」 は 平衡温 といって、体内の深部体温と概ね同じ温度になってから数値が表示されます。
市場にある多くのウェアラブルデバイスは、外向きのセンサーを使用して外部環境に基づく体表温を測定しているか、心拍数などを利用した独自のアルゴリズムを使って「体温」として表示しています。
本製品で計測する「体表温」は製品装着部位の表面温度を常時計測するものなので、平衡温よりも5℃〜6℃ほど低く表示されます。体表温を毎日継続して測定することで、日頃の体調管理に役立てていただけますと幸いです。
0.5℃以上の上下変化があった場合は、体に注意を向け、休息やセルフケアの時間をとるようにしましょう。
例えばトレーニング中は、身体に負荷がかかるため一時的にわずかに体表温が上昇することがあります。しかし体表温がご自身の正常値に戻ると、それは回復の兆候といえます。
また具合が悪い場合は、体内の調節システムの変化によるものである場合があります。例えば末梢血流の低下、涼しい官庁温度、または月経周期の卵胞期などが原因である場合があります。
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